ひとりごと

ひとりごとがひとりごとじゃなくなったらいいね

Over the Sunshine!!とCircle of Friendship

今作で3年生が卒業し6人になるAqoursは、最初はとても不安げに見えたけど決して無くならない9人の絆を再確認したAqoursの面々はそれぞれがとてもたくましく見えて9人ひとりひとりが新しいスタートに向けて力強く歩きだします。

その姿は僕自身の中でもラブライブ!サンシャイン!!そしてAqoursの存在がこれからもずっと有り続けていくんだという気持ちに気付かせてくれるものでした。

そこに触れたとき、「Over the Sunshine!!」のメロディが生まれました!

虹の向こうに続く本当の意味での新しいスタート!それぞれの後ろ姿をそっと押してあげたい!そんな想いで作りました。

 

Sailing to the Rainbow 後書き

 

Over the Sunshine!!それはそれぞれの後ろ姿をそっと押してあげたいという想いがこもったメロディだそうです。

 

その想いは誰のものでしょうか?

 

劇伴曲を手掛けた加藤達也さん?それはもちろんそうでしょう。

その加藤達也さんはフィルムスコアリングという手法をよく用いるらしいです。

フィルムスコアリングとは、できあがった映像に対して音楽をつけていくという方法の事であり、そのシーンに合わせて登場人物の心境等を音で表現されたりもします。



 

Sailing to the Sunshine、Journey to the Sunshineの後書き等でも記載されています。

 

https://twitter.com/cut_tatsu7/status/779618110756093952?s=09

 

劇場版のツイートではありませんが許してください。

 

加えて、今作の劇場版で使用された劇伴音楽は全て新たに作られた曲で、劇中のほかのシーンでは使われません。

 

言うなれば1曲1曲がそれぞれのシーン専用曲となっています。フィルムスコアリングされてないわけないですよね。

 

 

輝きのテーマ友情のテーマキセキのメロディ、そしてそっと誰かの背中を押してあげるような優しいメロディ

 

それらが流れた時、そのシーンには誰がいましたか?語っていましたか?

 

 

 

 

…🤔

 

 

 

 

それはその曲ごとに変わってきます。そして、そのメロディ達は劇中で姿を変えて沢山流れます。

それぞれの曲と、その想いと、誰の想いなのかを探してみませんか?

 

 

そしてできるなら、私自身もその背中を推せるオタクでありたいです。

 

 

 

 

 

そんなたくさんの劇伴曲の中からひとつだけ、私が今一番好きな曲を紹介させてください。

 

タイトルはCircle of Friendship、意味は「友情の輪」、Aqoursがイタリアから帰ってきて、浦の星女学院の分校のシーンで流れる曲です。

 

最初と最後のメロディでタイトルにもあるFRIENDSHIPのアレンジ、中盤ではOver the Sunshine!!のメロディが流れる曲です。

 

最初のFRIENDSHIPが流れる場面はよしみ、いつき、むつが沼津でのライブステージをAqoursに見せる場面。

 

彼女達はAqoursがイタリアに言ってる間にこのデザインを手掛けたことになります。

なぜステージのデザインを彼女らが手掛けたのでしょう?ファーストステップのようにお願いされたから?


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違いますね。誰からも頼まれていない、自分の意思でAqoursにこんなステージに立ってほしい!と願ってデザインしたはずです。

 

曲としては流れていませんがFRIENDSHIPと同じ友情のテーマに「ONE FOR ALL」があります。

 

よいむつ達のAqoursのために取った行動も友情のその先のFORではないかと私は思っています。

 

https://twitter.com/tujiphotostudio/status/1122090737196081153?s=09

Aqoursへの想いを込めて、大切に描かせていただきました。

 

これもまた想いのシンクロの形だと私は思っていて、ラブライブ!を感じます。

素敵なデザインをありがとうございました😊

 

 

Circle of FriendshipではOver the Sunshine!!のメロディは2回流れます。1つは静真高校の1年生が現れるシーンでもあり、月ちゃんが生徒に呼びかけをしてたことが明かされるシーン。そっと誰かの背中を押してあげたい想い

それはきっとスクールアイドルに触れた子達の想いなのかも知れません。

 

そしてもう1つ、静真高校の1年生(善子の同級生)の「ヨハネ、降臨」の辺りから流れからです。

 

1度はその場から逃げる善子、それを阻止するのは運命と見えないチカラと、それらを信じる在り方に惹かれた子でした
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同級生と善子を繋げたのは同じ“普通“を知っていて、天使が、堕天使が輝きへの憧れだと知ってる古き友の一声でした。
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そのメロディは1度流れた時よりもどこかチカラ強く、輪の広がりを祝福するかのようなハミングも入ってたりします。

 

善子は「酷い…リトルデーモンの反逆…」などと言いました。きっと善子は不幸だと思ったはずです。でもそれが向き合わせる為の背中を押す行動なのです。

 


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過去を知ってる子と向き合わせる為ために。

 

 

浦の星女学院の統廃合の話が出た時も
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「私みたいな、流行に敏感な生徒も集まってるだろうし!」なんて語ってた子が…


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「中学の頃の友達に会えるずら〜」でこの通り。


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新しい学校へ向かうバスではこの顔です。

よっぽどいやだったのでしょう。

 

しかし、善子が気づいてないだけで彼女らはヨハネを受け入れていました。きっと中学時代の視線も心配していただけなのかもしれません。基本的に屋上って施錠されてますし


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津島善子って子の物語ってなんか見てておもしろいんですよね。彼女が掴んだものって実は彼女自身が望んだ形とは違っていて、でもそれはきっと1番いい形で、

 

言ってしまえば花丸との再会だって最初は不幸だったはずです。堕天使だと思っていた時期を知っている子から離れるために沼津市から内浦の高校へ通ってる訳ですから。f:id:timo_snowman:20190515222253j:image

スクールアイドルは……ちょっと違うのかも知れませんけど最初は自ら望んだものではありません。散々追いかけ回して説得して受け入れての入部でしたね。


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5時10分…………

 

 

思い出してみれば1度は不幸に感じてるであろう事でも、いまならどうでしょうか?不幸なんかじゃないでしょう。

 

今回の件も同じです。最初は不幸だと思っていたことが時間と共に繋がって、時に仲間に正されながらいい方向へと進んでいく。

 

 

最後のFRIENDSHIPのメロディに混ざっている「キュッキュッ」という音が秒針のようで時間の経過と変化を感じさせてくれました。